
倉敷紡績記念館
近代の部は、今までの薄暗い空間から
いきなり近未来の様相を呈しておりまつ。
しょんな近代の部・・・最初に展示されているのは・・・
♪こんにちは~~こんにちは~~~
日本の~~国から~~
こんにちは~~こんにちは~~世界の~国から~~
せんきゅうひゃくななじゅ~年の
こ~んにちは~~~・・・・・
EXPO'70

そう、大阪万国博覧会ですた。

大阪万博の統一主題は 『人類の進歩と調和』
かじぺたがファンクラブに入るほど好きだった
GODIEGOのアルバムで、【OUR DECADE -70年代僕たちの時代-】
ってのがありますた。
70年代をいとおしみつつも
おちょくっている。というコンセプトのアルバムでしたが、
しょの中に
”Progress and harmony(プログレス・アンド・ハーモニー)”
って曲がありますた。
もちろん万博がモチーフの曲でつ。
プログレス&ハーモニーってのは進歩と調和。
かじぺた、高校の時文化祭のキャッチフレーズ募集で
Progress and harmony(進歩と調和)を
しょのまんま!!!投稿!!
採用されてしまった!!ということがありますた(゜∀゜;)
選考委員がたぶん、
万博のキャッチフレーズを知らなかったんでしょうね。
後からこれって万博のキャッチフレーズなんぢゃ・・?
って話も聞かれますたが、
おいら無記名で投稿してたので
そ知らぬ顔を決めこんだものでつ(^m^;)
もし、高校の時の友達がこの記事読んでたら、
今バレたけどな(゜∀゜;)v

クラボウが万博に出展したのは
この【せんい館】・・・・・・
なかなか素晴しいパビリオンでつね~~!!!
実はかじぺた・・・・・・
大阪万博、行っておりまつ。
ぎっりぎり!!断片的に記憶が残ってるくらいの年齢で(゜∀゜;)
しかし、たぶん【せんい館】は行かなかったと思いまつ・・・
何しろどこもかしこもものしゅげーーー人で
入れたパビリオンは太陽の塔と住友童話館・・・
大人気のアメリカ館もソビエト館も入れなかったらしいでつ。
太陽の塔は、入れて本当に良かったと思うけど、
なんとか入れそう(しょれでも2時間並んだらしい)だし、
子供が喜びそうだと言う理由で親たちが選んだ住友童話館は
今考えると、
はっきり言って微妙なチョイスだったかな(゜∀゜;)
今だったらおいら・・・・
5時間並んででも月の石が見たかったのぢゃないかと・・
せんい館は、たぶんネーミングからして
どーでも良かった気がしゅるけど、
今こうしてみると、【せんい館】
結構いいぢゃん!!なんて思ったりして。
あの頃の日本・・・輝いてますたよね~~~~~
若い情熱に溢れた高度成長期のあの熱気・・・・
もう1度、思い出せ!!!ニッポン!!!

本社ビルを建てるときに出土した貝類だそうでつ。
カイガラーとしてはチェックしとかないとね!!
現生種ばかりで
しょれ程珍しいモノは出土していないようでつが、
状態はすこぶる良いでつ。
しょの本社ビル。の模型。

おいら、いちおバレーボーラーなので・・・

おお!!黒鷲旗の楯だ!!
だけじゃない~~~

テイジン~~~~!!!
テイジンって、帝国人絹の略だったの??!!
へええ~~~知らなんだ~~~~
しょれにしても、
レーヨンって画期的な発明だったんだねぇ・・
クラレは倉敷レイヨン、
東洋レーヨンが東レ。
帝国人絹・・人絹ってのはレーヨンのこと。
これだけの企業名に冠するってことは
すごいことでつよね。
しょれだけ画期的だった合成繊維。
今、また自然回帰でオーガニックコットンが・・・・
とか言われてるのが皮肉でつが・・・

な・・なんか懐かしす・・・


クラボウの新技術の数々・・・・・
繊維の可能性と未来を感じられまつ。
クラボウ記念館、最後の間

なぜだか中央に砂絵作り機(?)が鎮座ましましておりまつ。
おいらもやってみた。

この三角錐を逆さにした枡の中に
白い砂を入れて揺らすと細い出口から
砂がさらさらと落ち出て紋様を作ってくれまつ。
なんか物理的法則があるんだと思うんだけど、
揺らすと、まず右回りか左回りに回り始めまつ。
段々円を描くようになり、円になったところで
どんどん細く、楕円に回るようになり、
最終的に直線になると今度は逆方向に回りだし、
一回り小さめな円を描きはじめ・・・・
最後に止まるまで、しょの運動を延々とまつ繰り返しまつ。
しゅると、こんな文様が出来るんでつね~~
これ、何かに似てると思いまてんか???
むか~~し、流行ったでしょ???
定規の中に3個くらいギザギザの円が切ってあって
くるくるまわる縁がギザギザの円盤が入ってて、
穴に鉛筆の芯を突っ込んで
くるくる回すと、アラ不思議!!
ステキな模様が!!!って
確か・・・・デザイン定規???
あれ、いつの間にか見なくなりますたね。
しょれとも、今でもまだあるのかな???
この最後の間では、
モニターがあり、いくつか動画が見られまつ。
大昔に撮った新人女工さんが、
入社から結婚するまでの
プロモーションビデオ風の映像を
再編集したものが秀逸!!!
あの、スゴロクを髣髴とさせるストオリイが
無声映画風に仕立ててあって、
めっちゃ笑えまつ。
なんか、結構ためになる良い施設だったね~~!!
満足して外に出ると・・・・・・
本当に雨がやんでいたw(゜Д゜)w
しゅげーーーーーーー!!!!!!!
天気予報当たったっっ!!!!!!!
しょれにもびっくりだけど、
晴れの国岡山の実力にもびっくり!!!
この記事のタイトルになってる【晴れの国岡山・・】ってのは
実は、岡山に来てから、あちこちで目にするキャッチフレーズ。
岡山県って、晴れてる時が多いんですって。
いつも晴れてて、聞いたところ、台風も来ないし、
強風が吹くことも無い、雪も滅多に降らないという
超過ごしやすい県なんだそうでつ。
かじぺた、ひとつおりこうになりますた(≧∀≦)b
さて、岡山市に移動しゅるので荷物を持って
倉敷川の近くを通って駅へ向かいまつ。
!!!!!!!!!!!!!!!!!

大正時代へタイムスリップ?????


なんてタイミングが良いのでしょうか・・・
どんな理由でしょの出で立ちなのかは不明でつが、
着物の女性と女の子が連れ立って歩いているところに
遭遇したのですた。
でもね、よく見ると、
1番小さい女の子が1人だけ、
洋服で傘持って元気いっぱい
しょれは誇らしげに歩いてるんでつ。
「ちゃーちゃん!!お着物ヤ!!」
「でも、ちゃーちゃんだけお洋服になっちゃうよ?
みんなお着物だよ??」
「いやーー!!いやーー!!お着物着ないー!!
うわあああああんん・・」
「んもう・・しょうがないか。
じゃあ、ちゃーちゃんは、そのままね!!」
「うんっっ!!(勝った!!)」
てなドラマでもあったのかな???なんて想像o(´∀`*)o
小さい子って、着物嫌がったりしまつよね~~


雨に濡れたのでいくぶん木塀や壁の色が濃くなり、
ますます時代がかって見えまつ。
本当に現代ぢゃないみたい・・・

タクシーすら時代がかって見えるのはナゼ??

本当はね、
倉敷銘菓の【むらすずめ】を買おうと
こちらを通って来たんでつが・・・・・・
こちらは廣栄堂さん。

各種きびだんごや、【むらすずめ】も売ってまつ。
しょして、こちらが橘香堂さん。


巨大なのや普通サイズの【むらすゞめ】を
自分で作ることが出来る体験工房もあり、
もちろん!!【むらすゞめ】が1番の売りでありまつ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アレ??
【むらすずめ】【むらすゞめ】・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・アレ???

「むらすゞめ」は橘香堂の登録商標です。
類似商標、模造品にご注意くださいませ。
こんな風に書いてありまつ・・・
あの~~~~・・・道を挟んで斜向かいなんでつよ?
廣栄堂さんと橘香堂さん・・・・・・・・
しかも両方入ってみたら、
なんかどっちの店員さんも血走っている・・・
あっちには負けじ!!!の空気に客もたじたじ・・
怖い・・・・・・・・
お値段は廣栄堂さんの方が安かったし、
店員さんもいくぶん優しめだったのでつが、
なんか買う気を削がれてしまいますた・・・
「きっと、岡山駅の方にも売ってるよ。」
「うん、そうだね・・・明日でいっか・・」
怖いので買うのをやめますた(;m;)
なんだこれ??
実は駅に向かう途中にも他の御菓子司さんで
【むらすずめ】の名前を見かけますた。
なんか、どっかの名物餅論争を思い出しますたが、
たぶん、大昔過ぎて、まだ法整備とか定かで無いころ、
あっちこっちで家が元祖だ!!いや、こっちが元祖だ!!
と【むらすずめ】或いは【むらすゞめ】を売ってたんでしょうね。
で、今さらどっちが元祖だ!!とも判定つかないので
しょのまま、未だに闘っているという・・
または、こちらで言う【どらやき】とか【今川焼き】
の様なものなのか・・・
よく分かりません・・・・・・・
どちらにしろ、【むらすずめ】も【むらすゞめ】も
【きびだんご】も買わなかったおいら達・・・
重い荷物を持ってとぼとぼ歩いていると、

ワンコが1人でおりますた!!!


しばらくお声を掛けられるのではと
待っておりますたが、
きびだんごを持ってなかったので、
家来にし損ねたようでつ・・・・・・・・・・
惜しいことをしますたorz
しょれにしても、鎖も紐もなしで1人でお散歩・・・
おまけに、ちょいとメタボ・・・
気をつけろヨーーーーー!!!色んな意味で・・
倉敷駅に到着致しますた。
良いトコだったな・・・倉敷。
まだ行ってないとこもいっぱいあるし、
今度はいつ来れるかな・・・・・・
感慨にふけりつつも生理現象には勝てず、
2人ともトイレに行きたくなりますた。
昨日降り立ったところの逆側にトイレがあるようで
Eちゃんが、どんどん歩いていくので
ついて行きますた。
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

童話をモチーフにしたカラクリ時計でつ。
時刻がちょうどだったので、
シンデレラや人魚姫などが踊っていまつ。

アンデルセン広場・・・だそうでつ。
「なんで?なんでアンデルセン広場??」
訝しがるかじぺたにEちゃんが言いますた。
「あの辺にさ、倉敷チボリ公園ってのがあったんだけど、
潰れたんだよ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
切ね!!!切な過ぎる・・・・・・・・・・・・
とうの昔に、このカラクリ時計の人形の仲間たちは
居なくなってしまったのに、
時計の人形たちだけが取り残され、
いつまでもいつまでも時間が来るたびに、
楽しかった倉敷チボリ公園が、
まるで今でもあるかのように踊り続けるのでつ。
ああ、無情。

ちょっとメランコリックな気持ちになりながら
トイレを済ませ、踊りの時間が終わって
閉じていく時計を背に駅に入るかじぺた達・・・
なんで、ここにチボリ公園を?????
観光とか観光資源のなんたるかとか・・
ま、みなさんよくお間違えになるんでつけどね・・
さよなら倉敷・・・・・・・
しょの14に続きまつ。