雅たちの宴(scriviamo! 2017に参加させて頂きますm(_ _)m)
以前、他のブログで発表した
小説とも詩ともなんともつかないような散文ですが
今回、
八乙女夕さんの小説とスイス生活の
素敵なブログscribo ergo sumの企画
scriviamo! 2017に、この記事で参加させていただこうと思います。
八乙女夕さん、プランAです!!
お料理、よろしくお願い致しますm(_ _)m
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
雅たちの宴
わたし、すごい発見しちゃったんです!!
大発見です!!!
あの~~・・・・・
ある理由があって
お祝いの折鶴をみんなで折ってたんです。
仲間の一人が
とてもたくさんの鶴を折ってくれていて・・・・・
ああ、ありがたいな。
って思ったんです。
それで、彼女が他の鶴とまとめてくれって言うから
わたし、引き受けたんです。
とてもたくさんありました。
そうですね・・・・・
千羽には足らないけど五百羽以上はあったと思います。
本当にたくさんの鶴・・・・・・
それで、まとめようとして・・・・・・・
気づいたんです。
先の方でわたしが言ってたこと
覚えてますか?
そう、お祝いの鶴。
お祝いの折鶴なのに・・・・・
そぐわない色の鶴が何羽か混じってたんです・・・・・
何色だと思います?
黒
黒なんです。
黒でも・・・・・
例えば花の模様が入ってるとか
あの、東京オリンピックのエンブレムで有名になった
市松模様であるとか。
そういうのだったら
別にかまわないと思うんですけど・・・・・・・
真っ黒
そう、真っ黒だったんです・・・・・・・
もう
本当に漆黒・・・・・・・
わたし・・・・・
申し訳ないけど、彼女に言いました。
お祝いの折鶴に黒は、ちょっと・・・・・・・
って。
あ、勘違いしないでくださいね。
彼女には全く他意はなかったんです。
本当に。
それだけは絶対・・・・・・
ただ、何にも考えずに
そこに黒い折り紙があったから折っちゃっただけで・・・
黒い鶴は
それほど多くはありませんでしたけど
数羽は混じっていました。
それを、全部・・・・・・
申し訳ないけど
鶴だって、それが良くて黒い紙で折られたわけではないんだけど
取り除きました。

とても綺麗でしょう?
これね、とても素敵な役割を持っていたんですよ。
それで
無事にお祝いの折鶴として役目は果たしたんですけど。
その子達はお祝いの役目が終わったあとは
どこかに飛んでいってしまって
居なくなってしまったんですけど・・・・・・・
取り除かれた
黒い折鶴だけは
まだ家に居るんです・・・・・・
そう
それでわたし、気づいたんです。
黒い折鶴が数羽・・・・・・
それって、
どう見ても
鶴ではなくて
あの、黒い鳥にしか見えないってことを。

他のきらびやかな鶴たちは空に飛んでいったけど
カラス達は
今も家に居ます。
きっと、煌びやかだった他の子達の事
どうしたかな?って思ってると思います。
真っ黒な折鶴・・・・・・・
これ
鶴ではなくてカラスなんだと思うと
ちょっと、可愛くないですか?
《おしまい》
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
初出 2016年6月26日かじぺた家
2017年2月21日
八乙女 夕さんが
掌編小説を書いて下さいました~ヽ(≧∀≦)ノ
↓こちらです!!!
【小説】黒色同盟、ついに立ち上がる
こんなしょーもない短い文章に
こんなに楽しくて素敵な小説で返してくださるなんて~~
思いもよりませんでした(´ω`人)
夕さんの、この小説を沢山の方に読んで頂きたいので
新しい記事にもリンクを貼らせて頂こうと思ってますo(^^*)o
夕さん、本当にありがとうございました~~(*´∀`人 ♪
↓良かったら押してちょ!!


にほんブログ村
↑↓どっちでも押してくれたら嬉しい(・∀ ・∪)ワン!

にほんブログ村
ありがとう!!
お礼に
宇宙犬の目から光線お見舞いだ!!!
びっかーーー!!!!!
あなたの健康維持にお役立てください!!
(爆)
小説とも詩ともなんともつかないような散文ですが
今回、
八乙女夕さんの小説とスイス生活の
素敵なブログscribo ergo sumの企画
scriviamo! 2017に、この記事で参加させていただこうと思います。
八乙女夕さん、プランAです!!
お料理、よろしくお願い致しますm(_ _)m
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
雅たちの宴
わたし、すごい発見しちゃったんです!!
大発見です!!!
あの~~・・・・・
ある理由があって
お祝いの折鶴をみんなで折ってたんです。
仲間の一人が
とてもたくさんの鶴を折ってくれていて・・・・・
ああ、ありがたいな。
って思ったんです。
それで、彼女が他の鶴とまとめてくれって言うから
わたし、引き受けたんです。
とてもたくさんありました。
そうですね・・・・・
千羽には足らないけど五百羽以上はあったと思います。
本当にたくさんの鶴・・・・・・
それで、まとめようとして・・・・・・・
気づいたんです。
先の方でわたしが言ってたこと
覚えてますか?
そう、お祝いの鶴。
お祝いの折鶴なのに・・・・・
そぐわない色の鶴が何羽か混じってたんです・・・・・
何色だと思います?
黒
黒なんです。
黒でも・・・・・
例えば花の模様が入ってるとか
あの、東京オリンピックのエンブレムで有名になった
市松模様であるとか。
そういうのだったら
別にかまわないと思うんですけど・・・・・・・
真っ黒
そう、真っ黒だったんです・・・・・・・
もう
本当に漆黒・・・・・・・
わたし・・・・・
申し訳ないけど、彼女に言いました。
お祝いの折鶴に黒は、ちょっと・・・・・・・
って。
あ、勘違いしないでくださいね。
彼女には全く他意はなかったんです。
本当に。
それだけは絶対・・・・・・
ただ、何にも考えずに
そこに黒い折り紙があったから折っちゃっただけで・・・
黒い鶴は
それほど多くはありませんでしたけど
数羽は混じっていました。
それを、全部・・・・・・
申し訳ないけど
鶴だって、それが良くて黒い紙で折られたわけではないんだけど
取り除きました。

とても綺麗でしょう?
これね、とても素敵な役割を持っていたんですよ。
それで
無事にお祝いの折鶴として役目は果たしたんですけど。
その子達はお祝いの役目が終わったあとは
どこかに飛んでいってしまって
居なくなってしまったんですけど・・・・・・・
取り除かれた
黒い折鶴だけは
まだ家に居るんです・・・・・・
そう
それでわたし、気づいたんです。
黒い折鶴が数羽・・・・・・
それって、
どう見ても
鶴ではなくて
あの、黒い鳥にしか見えないってことを。

他のきらびやかな鶴たちは空に飛んでいったけど
カラス達は
今も家に居ます。
きっと、煌びやかだった他の子達の事
どうしたかな?って思ってると思います。
真っ黒な折鶴・・・・・・・
これ
鶴ではなくてカラスなんだと思うと
ちょっと、可愛くないですか?
《おしまい》
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
初出 2016年6月26日かじぺた家
2017年2月21日
八乙女 夕さんが
掌編小説を書いて下さいました~ヽ(≧∀≦)ノ
↓こちらです!!!
【小説】黒色同盟、ついに立ち上がる
こんなしょーもない短い文章に
こんなに楽しくて素敵な小説で返してくださるなんて~~
思いもよりませんでした(´ω`人)

夕さんの、この小説を沢山の方に読んで頂きたいので
新しい記事にもリンクを貼らせて頂こうと思ってますo(^^*)o
夕さん、本当にありがとうございました~~(*´∀`人 ♪
↓良かったら押してちょ!!


にほんブログ村
↑↓どっちでも押してくれたら嬉しい(・∀ ・∪)ワン!

にほんブログ村
ありがとう!!
お礼に
宇宙犬の目から光線お見舞いだ!!!
びっかーーー!!!!!
あなたの健康維持にお役立てください!!
(爆)
スポンサーサイト