長い長い犬の話 じゅうに
※本記事はコメント欄を閉じてあります。
ご了承くださいますようお願いいたします。
エドが身罷った直後のお話を書いてあります。
書きながら思い出してしまい涙ぼろぼろです。
涙もろい方は電車の中などでは
読まないほうが良いかもです。
2018年1月10日午後11時半
ミカン汁を飲んで吐いて
Eちゃんの手の上で
ほんの少しだけ体に力を入れて
動かなくなったエド・・・・・・・・
さっきまで生きていた身体が
今はもう生きていない。
まだ息をして生きているのに
もう長いこと眼も渇き気味で虚空を見つめていたし
それを見るのも辛かったから
いつまで、この状態が続くのか
苦しいのか苦しくないのか
もう止めて欲しいような・・・・・
でもエドちゃんの命が無くなってしまうことは・・・
そう思いながら4日間傍らでずっと見ていたけれど
でも
このタイミングでその時が来てしまうなんて・・・
私がミカン汁をあげた所為で死期を早めちゃった??
あそこでミカン汁をあげなかったら
まだエドは生きていた??
それとも
最期に大好きなミカン汁を舐めさせてあげられたことは
良かったのか
(先生は良かったと仰ってくださいましたが)
Eちゃんと私のふたりでエドの体を触ってあげながら
逝かせてあげられたから
それは結果的に良かったことなのだろうか
あげなければ、此処が終着点では無かったのかも
でも、もっと夜中だと
Eちゃんは仕事があるから
寝ていただろうし
どちらにしろ
いずれ私はエドにミカン汁を与えていただろう・・・
分からないまま
厳然として
そこにエドの死と云う現実だけがありました。
魂の抜けてしまったエドの体が
硬くなる前に形を整えてあげなくてはいけません。
私がパソコンで調べながら手順を口頭で伝え
EちゃんとK氏でたまたまあった大きな段ボール箱に
バスタオルを敷いてエドの体を整えて
横向きに中に寝かせて
お腹と頭にタオルで巻いた保冷剤を置きました。
でも、嫌でした。
さっきまで丸4日間ストーブの前で温め続けていたエドを
寒さから守っていたエドを
冷たくするなんて
本当に本当に嫌だったのです。
「エドを冷やさないでーーーーー!!」
自分でネットを見ながら指示したクセに号泣しながら
保冷剤を入れることを拒みました。
分かっていたんです。
分かってはいたんですけど
さっきまで温めていたのに
なんで・・・・
なんで・・・・
「冷たくて寒いよ!!
冷たくしないで!!!
エドちゃんが可哀想~~~!!!」
冷たいよ!冷たいよ!
エドを冷やさないで!!!
Eちゃんが言いました。
「エドちゃんがくさくなっちゃうほうが
もっと可哀想でしょ。」
「・・・・・・・・・・・・・・う・・ん」
お葬式をしていただくようにネットで場所を探して
24時間受付だったので
電話をして11日の午後に葬儀から荼毘に付して頂くことにしました。
MOちゃんとMSちゃんに報せるために
家族のグループLINEに連絡して
エドちゃんを家で一番冷えている玄関の
上がりがまちの辺りに、寒くてごめんね。と
思いながら安置して
4日ぶりにストーブもコタツも湯沸かし器も消して
(4日間全部つけっぱなしでた)
布団で寝ました。
それは父を亡くした時に似た感覚でした。
毎日毎日
病院に通って
1日を病室や廊下で過ごして
病院から帰って
を繰り返して
夜中の電話におびえる日々が
突然終わりを告げた
あの時の感覚と同じでした。
最愛の者との今生の別れが来て
一番不幸な時なのに
いつ終わるのか分からない大変な日々が終わった
まるで意に反した安堵の様な
悲しみの中の辛い安らぎでした。
お葬式は午後2時にお願いしていたので
Eちゃんは会社からK氏は学校から
昼ごろ戻ってきてくれました。
MOちゃんは栃木に帰ったばかりですし
MSちゃんは仕事があるので
ふたりとも残念ながら不参加です。
ペットの葬儀会社は LOVE for PETs(ラブフォーペッツ)さんにお願いしました。
お花を持ってきてくださいとのことでしたので
お花を買いに行き

お昼御飯を買って家に帰ると
もう時間がありません。
(ハンバーガーでしたが立ったまま食べました。)
でも、
私はずっとずっと心残りなことがあったのです。
エドを抱きしめてない。
アーサーは人間に危害を加えることは全く無い犬なので
毎日の様に抱きしめていましたが
エドを抱きしめる事は最近では全く無くなっていました。
気難しい老貴族のようになってしまったエドは
体を触ると咬みついて来る事が少なくなかったからです。
本当はあの
エドが身罷った直後に抱きしめたかったのですが
なんだか、あの時は
なぜか全員で、ネットなど調べながら
てきぱきと箱に詰めてしまったので
もう箱に詰めてしまったエドを
また出して欲しいと言えなかったのです。
でも、きっと今言わないと一生後悔する。
Eちゃんにお願いしてK氏にエドを出してもらいました。
エドを抱きしめました。
エドの体はまだほんのり温かく
完全には硬くなっていませんでした。
毛はモフモフで柔らかく
ふわふわな抱き心地・・・
顔はやさしい表情でまるで眠って居るかのようです。
身罷ったときは
舌も垂れ下がっていたし
目を開いていたので私が閉じてあげたのですが
この時は、目もきつく瞑っているのではなく
軽い感じで自然に閉じているし
舌もしっかり口の中に仕舞われていて
ほんの少しだけ笑っているかのように開いていました。
ずっと
ずっと
ずっと
抱きしめる事ができなかった
エドの体を抱きしめる事ができました。
やっと抱きしめてあげる事ができたね、エドちゃん。
生きてる間に
本当はもっともっともっと
抱きしめたかったよ!!!
だって、あんた
咬みング・スーンだったんだもん!!!
口の周りの匂いもかぎました。
ひょっとしたら
最期に吐いたし、におうかもと思いましたが
予想に反して
エドの口元は良いにおいでした。
ほんのりミカン色に染まった口元の
最後に嗅いだエドの匂いはお日様の匂いでした。
ずっとずっとずっと抱きしめて居たかったけれど
時間です。
Eちゃんに促されてエドを再び箱に寝かせました。
次回に続きます・・・


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2018年1月10日午後11時半
ミカン汁を飲んで吐いて
Eちゃんの手の上で
ほんの少しだけ体に力を入れて
動かなくなったエド・・・・・・・・
さっきまで生きていた身体が
今はもう生きていない。
まだ息をして生きているのに
もう長いこと眼も渇き気味で虚空を見つめていたし
それを見るのも辛かったから
いつまで、この状態が続くのか
苦しいのか苦しくないのか
もう止めて欲しいような・・・・・
でもエドちゃんの命が無くなってしまうことは・・・
そう思いながら4日間傍らでずっと見ていたけれど
でも
このタイミングでその時が来てしまうなんて・・・
私がミカン汁をあげた所為で死期を早めちゃった??
あそこでミカン汁をあげなかったら
まだエドは生きていた??
それとも
最期に大好きなミカン汁を舐めさせてあげられたことは
良かったのか
(先生は良かったと仰ってくださいましたが)
Eちゃんと私のふたりでエドの体を触ってあげながら
逝かせてあげられたから
それは結果的に良かったことなのだろうか
あげなければ、此処が終着点では無かったのかも
でも、もっと夜中だと
Eちゃんは仕事があるから
寝ていただろうし
どちらにしろ
いずれ私はエドにミカン汁を与えていただろう・・・
分からないまま
厳然として
そこにエドの死と云う現実だけがありました。
魂の抜けてしまったエドの体が
硬くなる前に形を整えてあげなくてはいけません。
私がパソコンで調べながら手順を口頭で伝え
EちゃんとK氏でたまたまあった大きな段ボール箱に
バスタオルを敷いてエドの体を整えて
横向きに中に寝かせて
お腹と頭にタオルで巻いた保冷剤を置きました。
でも、嫌でした。
さっきまで丸4日間ストーブの前で温め続けていたエドを
寒さから守っていたエドを
冷たくするなんて
本当に本当に嫌だったのです。
「エドを冷やさないでーーーーー!!」
自分でネットを見ながら指示したクセに号泣しながら
保冷剤を入れることを拒みました。
分かっていたんです。
分かってはいたんですけど
さっきまで温めていたのに
なんで・・・・
なんで・・・・
「冷たくて寒いよ!!
冷たくしないで!!!
エドちゃんが可哀想~~~!!!」
冷たいよ!冷たいよ!
エドを冷やさないで!!!
Eちゃんが言いました。
「エドちゃんがくさくなっちゃうほうが
もっと可哀想でしょ。」
「・・・・・・・・・・・・・・う・・ん」
お葬式をしていただくようにネットで場所を探して
24時間受付だったので
電話をして11日の午後に葬儀から荼毘に付して頂くことにしました。
MOちゃんとMSちゃんに報せるために
家族のグループLINEに連絡して
エドちゃんを家で一番冷えている玄関の
上がりがまちの辺りに、寒くてごめんね。と
思いながら安置して
4日ぶりにストーブもコタツも湯沸かし器も消して
(4日間全部つけっぱなしでた)
布団で寝ました。
それは父を亡くした時に似た感覚でした。
毎日毎日
病院に通って
1日を病室や廊下で過ごして
病院から帰って
を繰り返して
夜中の電話におびえる日々が
突然終わりを告げた
あの時の感覚と同じでした。
最愛の者との今生の別れが来て
一番不幸な時なのに
いつ終わるのか分からない大変な日々が終わった
まるで意に反した安堵の様な
悲しみの中の辛い安らぎでした。
お葬式は午後2時にお願いしていたので
Eちゃんは会社からK氏は学校から
昼ごろ戻ってきてくれました。
MOちゃんは栃木に帰ったばかりですし
MSちゃんは仕事があるので
ふたりとも残念ながら不参加です。
ペットの葬儀会社は LOVE for PETs(ラブフォーペッツ)さんにお願いしました。
お花を持ってきてくださいとのことでしたので
お花を買いに行き

お昼御飯を買って家に帰ると
もう時間がありません。
(ハンバーガーでしたが立ったまま食べました。)
でも、
私はずっとずっと心残りなことがあったのです。
エドを抱きしめてない。
アーサーは人間に危害を加えることは全く無い犬なので
毎日の様に抱きしめていましたが
エドを抱きしめる事は最近では全く無くなっていました。
気難しい老貴族のようになってしまったエドは
体を触ると咬みついて来る事が少なくなかったからです。
本当はあの
エドが身罷った直後に抱きしめたかったのですが
なんだか、あの時は
なぜか全員で、ネットなど調べながら
てきぱきと箱に詰めてしまったので
もう箱に詰めてしまったエドを
また出して欲しいと言えなかったのです。
でも、きっと今言わないと一生後悔する。
Eちゃんにお願いしてK氏にエドを出してもらいました。
エドを抱きしめました。
エドの体はまだほんのり温かく
完全には硬くなっていませんでした。
毛はモフモフで柔らかく
ふわふわな抱き心地・・・
顔はやさしい表情でまるで眠って居るかのようです。
身罷ったときは
舌も垂れ下がっていたし
目を開いていたので私が閉じてあげたのですが
この時は、目もきつく瞑っているのではなく
軽い感じで自然に閉じているし
舌もしっかり口の中に仕舞われていて
ほんの少しだけ笑っているかのように開いていました。
ずっと
ずっと
ずっと
抱きしめる事ができなかった
エドの体を抱きしめる事ができました。
やっと抱きしめてあげる事ができたね、エドちゃん。
生きてる間に
本当はもっともっともっと
抱きしめたかったよ!!!
だって、あんた
咬みング・スーンだったんだもん!!!
口の周りの匂いもかぎました。
ひょっとしたら
最期に吐いたし、におうかもと思いましたが
予想に反して
エドの口元は良いにおいでした。
ほんのりミカン色に染まった口元の
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