清水の伯父さんとのお別れ

2023年1月7日

お姑ちゃんの5人いらした兄妹のうち
最後に残っていた2番目のお兄さんであった
清水の伯父さんが亡くなられたと連絡があった・・・

気さくで明るくて優しい
偉ぶったところがひとつも無い方で
校長先生を何年も勤め
退職後も子供たちのために
毎日毎日、横断歩道で旗を持って
子供たちの安全を守っていらした清水のおじさん・・・

最期までお元気でいらして
コタツでうたた寝したまま
眠るように旅立たれたのだそうだ・・・・・

人望もあり
瑞寶雙光章を受けていた様な方だったので
結局は方々からの要請で
大々的な葬儀を行ったそうなんだけど

当初は、コロナ禍の折
ごくごく内輪の家族だけで送るということだったので

連絡を受けた即日
Eちゃんとお姑ちゃんと3人で
仮通夜に伺うことにした・・・

わたしのことも可愛がってくれた
優しくて頭が良くて頼りになった
すがりの伯父さんH代伯母さん
N子叔母さんS子叔母さん・・・

お姑ちゃんは優しい兄妹たちに
いつもいつも気にかけてもらって
世話を焼いてもらってた・・・・・

だけど時は残酷で

たった一人残った兄妹の
清水の伯父さんまで彼岸に旅立ってしまった・・・

兄を二人、姉を一人、妹を二人
送ったお姑ちゃん・・・・・

寂しくなっちゃったね・・・・・・・

寂しいね・・・・・・・・

いつかは誰もが行く場所だけど
逢えなくなるのは、やっぱり寂しいね・・・・

だいぶ認知症が進んで
伯父さんのなきがらに何度も何度も
「まご爺さんに似てるねえ～」を繰り返してた
お姑ちゃん・・・・・・・

もう、ひょっとしたら自分ひとり残されたことも
忘れているのかもしれない・・・・・

忘れてしまうのは
寂しさや悲しさで心が痛くならないよう
自然にそなわった摂理なのかもしれないね・・・・・

Eちゃんも、わたしも
まだまだそこまで行き着いていないので
ただただ寂しく悲しい・・・・・・

さようなら、清水のおじさん・・・・・・

可愛がってくださり、どうもありがとうございました・・・
あちらで兄妹たちと楽しく暮らしながら
いずれ・・・
私たちもそちらに行くので

待っていてくださいね・・・・・




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